少し迷うだけの間を置いてから思い切ってノックした。中手骨の出っ張りが古い木製の扉を叩く音。計三回。暫く待ってみたが何の反応も起こらなかったので、「……?」不思議に思いながら更に三回。合計六回。

Aspetti(アスペッティ)……Aspetti un attimo(アスペッティウナッティモ)……」

 ……何だか喉のところで声帯が常時振動してるんじゃないかってくらい、ふるふるに震えた声がした。扉の奥から聞こえてきたのは間違いない。とりあえず真佳は右手を下ろすことにした。
 曲りなりにも行くと言ってしまった以上、このままハイさよならもどうも後味が悪いため、こうして昨日に引き続いて村長の家を訪れる羽目になっている――今回はルーナのお客じゃなくて、枢機卿のお客だけれど。宿舎にいてもほかにやることが無かったことと、どうにも断るに足る決定打が自分で打ち出せなかったためだ。
 ……それと、一昨日会った枢機卿……。
 背中の後ろで手を組んで、体の重心を移動した。
 首都で会った枢機卿とはどうにも同じ人間だとは思えなかった。確かにあの時の枢機卿は、真佳の命を守るために真佳にとって厳しい選択を押し付けなければならない立場であったのは間違いない。間違いないが……。
 どこか……何か、違和感。大本というか、芯というか……中骨というか。大事なところがまるで何か、引っこ抜かれてしまったみたい。
 へえ、へえ……という、喘ぐような吐息が近づいたと思ったところで扉が内側に開かれた。戸口越しに見える景色に、結局今日も来てしまった……という苦い思いが心の中に広がった。

Mi dispiace(ミディスピアーチェ)……ああー……」

 深々と頭を下げかけたところでこちらに意識を引きずられたらしいそれを、真佳は一瞬綿埃の塊であると誤認した。湿気を孕んで膨らませたままにしている綿毛のような頭髪と、胸元あたりにまで伸びるやっぱり綿みたいな顎髭の隙間から、ちょこんと肌色の三角形が見え隠れ……ちょっと考えた末に、その出っ張りが鼻であることを察知した。ということは、やっぱりこれは綿埃の山なのではなく紛うかた無きヒトなのだろう。背丈は真佳の腰くらい、相当腰が曲がっているのかほとんど直角のまま動かすことが出来ないようだ。震える両手には木製の杖が危なげな感じで握られていて、いつ取り落として高い音を鳴り響かせようとも驚くことはきっと無いだろうと思考した。

「ああ、ああー……覚えていますよ」

 鼻に覆いかぶさった綿埃が動いたので、多分目を凝らすか何かした……のだと思う。

「昨日お越しになったお嬢さんですねぇ。昨日はご挨拶も出来ず申し訳ないこってした。ああー……自分の客人だからと若いお嬢さんに言われてしまえばどうも断れませんでね……」

 ルーナのことだ、とぴんと来た。うきうきした様子で自分を家に招き入れる、昨日のルーナの姿が真佳の脳裏を過ぎって消えた。

「……もしかしてお爺さん……」

 と同時に、思い当たる節もある。当然そこにいたはずなのに一度も顔を見なかった、この家の本来の所有主。

「……村長さん?」
「へえ、へえ、そのとおりでございます……尤も、一番年を重ねているからという何とも情けのない話で決まっただけのこってして……有り難みは無いと申しましょうか、一番偉いわけでも何でも無いのですけどねぇ」

 鼻から下にぶら下がった綿埃の両端がつり上がったので、今度は多分笑ったのだ。ふぇっふぇっふぇっと、笑声とともに顎髭も微かに上下に揺れた。

「ちいっとばかし待っていてください。居間にお通ししましょう。赤毛のお嬢さんですね、すぐに呼んでまいりますので……」
「や、いやー……」言い淀んでから、「ごめんなさい、そうじゃないんだ。今回は違くて……」

 お爺さん村長は一瞬きょとんとしたような顔をした。昨日はルーナの客だったのだから、それも致し方ないことだ。

「今回は、その……枢機卿に会いに来て……まして」

 綿埃の鼻から上が驚愕に持ち上げられたらしかった――真佳はイマイチ決まりが悪い。本来ならば別に枢機卿と面会できる立場でもないはずなのに、異世界人というだけでこうして特別扱いも許される。マクシミリアヌスの反応からして、枢機卿と出会えることは彼らソウイル教の信者にとって大変に喜ばしいことであるようなのに。
 しかしながら予想外にも、老人は破顔したらしい。

「なるほど、なるほど、お嬢さんもですか。わかりますとも」
「も……?」

 何気ない一音が真佳は引っかかったのだが、お爺さんにはどうやら聞こえなかったらしい。小花なんか散らしそうなくらい嬉しそうに、幾度も幾度も頷いた。

「昨日はお会いになられませんでしたから、ちいっとばかし気にはなっていたんですが……やはり会いに来られましたか。いや、枢機卿がおられると知って村のもんもちょくちょくと顔を見せに来ましてねえ、やはりあの枢機卿でしょう、有り難いお話でもいただければと……いやいや、休暇中なのは重々承知しておるのですが、これほどの機会はこれから先訪れる保証もありませんもんで……」

 何やら気恥ずかしげに額(と思う)のあたりの綿埃を指先でもじもじやっている。どうやらミーハー的な自分たちに恥じらいを感じながらも、自分たちの尊敬する御仁に対して自分たち以外の人間がミーハー的な行動をしだしたことに喜びを感じているらしい。ふくざつなしんきょうなのだなと真佳は思ったが、特に否定はしなかった。そっちのほうが都合が良さそうだったので。

「昨日、お付きの方ともお話をしておられましたでしょう。いや、聞くつもりは無かったのですが、少しお話が耳に入ってきたもので……」……どこが?と、一瞬警戒を強くしたのだが、そういう深刻な話では無いらしい――こそっと耳打ちするような形で老人曰く「お二人揃って異界語を好んで使われているようでしたので……こういう形で間違ってはいなかったでしょうかね……?」

 真佳は少し微笑した。少しミーハーだけど気立ての良い、いいお爺さんのようだった。

「大丈夫です。わざわざありがとうございます……話しやすいです。とても」

 こういうとき、感謝の気持ちを上手く伝えることに慣れていなかったので、これで言葉が足りているか真佳は確信が持てなかったが、お爺さんの顎髭の綿埃が微笑の形につり上がったのを見て、多分間違っては無かったんだろうとほっとした。

「枢機卿ですね。少々お待ちを……今呼んで来ますからね。居間で座って待っておってください」

 曲がった腰でそれでも深々と礼をして、悪そうな足でお爺さんはよぼよぼと奥へ消えていった。……多分、真佳が呼びに行くほうが早かったような気がするが、見送ってしまったので仕方がない。それにここは人の家だし。勝手にうろちょろするのも迷惑だろう。
 居間(つまりルーナと昨日談笑していた場所になるのだが)のテーブルに適当に腰を落ち着けて、真佳は改めてきょとりと周囲を見回した――ルーナと正対したときはイマイチ周りを見通すことが出来なかったので。
 ダイニングテーブルと応接用のテーブルとが一緒くたになったテーブルだ。これは昨日も見たとおりで、昨日から変わったところは特に無い。四人掛け用の、居間の広さからしてみれば小さな机ではあるのだが、使い古されているのは一脚だけでほかの三つにガタみたいなものは見られなかった。多分、この使い古されているものが村長さんの日々使っている椅子なのだろう。ということは、ほか三つはお客さん用だろうか? それにしては生活感が溢れ出ている気がするが……。
 真佳が座っているのは、使い古された椅子の右斜め前。扉に一番近い末席がこの椅子で、真佳が昨日腰を下ろしたのもこの場所だった。昨日は向かいにルーナが座り、真佳の話し相手をしてくれた。ルーナが座っていた席は、キッチンに最も近い席になる。
 居間には椅子のほかに、ローテーブルの設置されていないL字型のソファが一つ、ラック、本棚、リビングボードが広い面積を悠々使ってちまちまと配置されている。村長の家、というほどの荘厳さはなく、むしろどこにでもある田舎の洋間と言われたほうがしっくりくると考えた。家具のところどころに彫られた魔術式は随分くたびれてはいたが、埃はたまっていなかった。気の利いた家政婦か奥さんがここには存在するんだろうということを、真佳は推察するようなことになる。
 ルーナが昨日嬉々として立ち働いていたキッチンはセミオープン型と言うのか、シンクと吊り戸棚がこちら側に向けて配置されているために中の様子はここからではちょっと見えづらい。中の様子を本当に探りたいのならば、シンクの隣にぽっかりあいた出入り用の空間からか、あるいは吊り戸棚の下から覗き込む必要があるだろう――。

Che sorpresa(ケ・ソルプレーザ)!」

 文字通り降ってきたスカッリア語にキッチンに目を凝らしていた真佳は思わず慌てて居住まいを正した。びっくりした。心臓がぴゃっと飛び跳ねた。絶対……。うっかり何も見てませんよという態度を繕ってしまって自分で自分に驚いた。
 広い面積を誇る居間を挟んで出入り口の丁度真向かいに、二階へ続く階段があった。スカッリア語を発した張本人の枢機卿は、真佳が飛び上がっていたことにすら気が付かなかったらしく、淀みのない微笑をにこにこにこにこ湛えながらこちらに歩み寄ってきた。

「驚いた。感激だ。本当に来てくれるとは思わなかったもので……失礼」

 こほんごほんと何度か空咳を繰り返し、何をしているのだろうと思ったら、どうやら声の調子をいつもの(枢機卿にとってはいつもの)厳粛な老紳士に戻そうとしている。さっきのケ・ソルプレーザはまるで少年のようだったと真佳は思って、何だかおかしくなって声を押し殺しながらほんの少しだけ小さく笑った。

「ちょいとお待ちくださいね。今お茶をお持ちしましょう。私は奥にいますので。居間でも何でも、ご自由にお使いくだせぇ」

 足だか腰だか、悪そうな部分をせかせか動かして村長さんがそう口にするので、慌てて自分がやりますと言いかけたのだがよくよく考えると真佳はこの家に何がどう揃っているかを知っていない。お茶っ葉とか食器とか……間違えて村長さんの食器を使ってしまうと申し訳ないので、結局言葉は既のところで飲み込んだ。ルーナは……連れて来なかったらしい。ルーナが遠慮したのか、村長さんが呼ばなかったのかは真佳には知る由もない。
 えへんえへんともう二つばかり空咳を繰り返してから枢機卿が口にした。

「ここは任せて、座らせていただこう。実はあまりここには座らせてもらったことが無いんだ――二階の奥の、一番いい部屋を宛てがわれてね」

 微苦笑しながらの言だったが、枢機卿はどこか嬉しそうだった。居間に座らされるという、そういう特別扱いされていない事柄に喜びを感じるのかもしれない。枢機卿とは難儀な役柄だなと考える。
 広くなった額を誤魔化すみたいに、銀に近い白髪をオールバックの形に固定している。老眼鏡は最初に首都・ペシェチエーロで会ったときにはかけていたはずだが、今はかけてはいなかった。意外とタレ目なんだ、ということを、真佳はここで初めて知った。
 枢機卿が真佳の右斜め向かいに腰を下ろしたときと、村長が「どうぞ、これくらいのおもてなししかできませんが……」と香茶を置いてくれたのとは同時だった。香茶を置くともうそれ以上は立ち入るつもりも無いらしく、階段前でこちらに向かって一礼してから一階の、奥の部屋に戻っていった。
 香茶をすすりながら右斜め前を盗み見る。そこは村長さんのいつもの席で、大分ガタが来ていると思うのだが……足が揃っていないと思われる椅子に、座り慣れていなさそうな顔でぎこちなく微笑みながら枢機卿がティーカップを持ち上げた。

「すまないね、緊張させてしまって……。あまりこういう、若い方との茶会は慣れていないもので、気の利いた会話も出来ずに申し訳ない」
「やっ……それは別に、大丈夫です……とゆうか」

 そう畏まられると余計に緊張してしまうのだが。国の偉い人に気を使わせてしまっている……!という現実に。
 枢機卿はやっぱり慣れてなさそうに微笑んで、持ち上げたティーカップを傾け香茶で舌を潤した後、ほう、と、本当に小さく吐息した。安堵というか安心というか――郷愁に浸っているかのような、という形容が、多分しっくりくると思う。
 真佳の視線に気が付いたのか、枢機卿は微苦笑しながらカップを今度は掲げるように持ち上げた。

「いや、失敬、見知った味だと考えていてね……西部に位置するからか、祖母が昔入れてくれていた味に似てるんだ。幼いころを思い出して、つい肩の力を抜いてしまった」

 真佳もそれでやっとのことで少し笑って、香茶のカップを傾ける。昨日いただいたのはコーヒーだったし、教会で出されるのも大体食後のエスプレッソか朝ご飯と一緒にいただくカプチーノと相場が決まっているようだったので、この村で香茶をいただくのはこれが初めてのことになる。ミルクたっぷりのまろやかな味に香ばしさが芯を通し、飲みごたえのある一品だった。寝る前に飲み干せばきっといい夢が見れると思う。

「肩の力を抜いてくれると……くださると、えっと、嬉しいです」

 ミルクの深みに真佳のほうもほっと息をついてから、思い切ってそう言った。

「……えーっと、私も緊張しなくて済むので……」

 枢機卿は少し微笑んだようだった。目尻にシワが寄って、それがどうしようもない郷愁を真佳の心にもたらした。祖父みたいに笑う人だな、――という。
 真佳の祖母は、秋風家としての過酷を一人でも跳ね返せるようなそれはそれは厳しい訓練を真佳に課したまさに真佳にとっての鬼軍曹だが、祖父はそんな真佳にこっそりと憩いをくれる人だった。子どものころは祖母の特訓が当然みんなも行われていることだと信じて疑っていなかったとは言え、祖母の行う修行に加減は無く、だからこそちょこちょこ逃げ出したりもしていて、そういうとき祖父は細い眼を眠そうなのかなと思うくらいゆっくり細め、人差し指を唇に添えて夏の残照のようにゆるりと笑う。ここにはいないよと祖母に嘘をついてくれたり、そこでお菓子をくれたりした。結局最後には祖母に見つかってふん縛られるわけなのだが、祖父と過ごすその一瞬が真佳は秘密のやり取りみたいで好きだった。

「ありがとう。そうだね、そうしよう。君を家族と思うことに――いや、無論仮に思うだけなのだけど」

 焦ってすぐさま自分の発言のフォローに入るので、何だか可笑しくなって小さく笑った。一拍遅れて、枢機卿も照れたように微笑んだ。香茶の味がさっきより確かに喉に染み渡る――。



 それから何を話したかって、結局他愛のないことだ。枢機卿の普段の生活状況とか(枢機卿って言われたって、実際その役職が普段何を成しているのか真佳にはちっとも想像が出来ない)、昨日の晩ご飯の話とか、ルーナと仲はよいのかとか、そこから連想してスッドマーレのことも少し話した。かなり端折って連続殺人犯と遭遇したとだけ口にすると、枢機卿はほんの少しだけ眉を顰めてから、「君の生涯は何だか禍乱に塗れているね……」(それに対して真佳は曖昧な空笑いで誤魔化した。富裕の街チッタペピータでのことは黙っていたほうがいいかもしれない)。
 それから、勿論真佳のいた世界のこととか。
 枢機卿は異世界のことを格別知りたがったりはしなかったが、話を聞いているその双眼が好奇に満ち溢れているのだけは確かだった。あまり根掘り葉掘り聞くのが躊躇われているのかもしれなく、そういうところに育ちの良さみたいなものを感じ取る。普通のお爺ちゃんみたいなのに、やっぱり枢機卿なんていう役職に就いているんだなあ、という。

「学ぶためだけの場所か、すごいね」
「そういえば、今まで学校みたいな場所を見かけたことは無かった気がする」
「士官学校というものはあるのだけどね。そこは働くための場であって、ただ単純に勉強するための場では無い。学びはここでは言ってみれば贅沢品で、富裕層だけが家庭教師を雇い彼らの知的好奇心を満たしているという状況だ」

 そういう話をマクシミリアヌスから聞いたことがなかったので、真佳はどこか遠い世界の話みたいな顔で聞いていた。前にもこんなことがあった。トマスに蒸気自動車の説明をされていたときで、そのときも真佳は多分、元の世界の視点で物を見ていたのだろうと思う。お伽噺の中の話をされているみたいな。自分の世界じゃない故に、うまく、現実の世界だということを認識出来ない。こんなに肌で感じているのに、とは思う。香茶の味は感じるし、他人の家独特のにおいも感じるし、時折どこからか流れてくる風の質感も確かに感じる。

(……まるで夢みたいに)

 香茶で舌を湿らせた。

「枢機卿はそういう世界が嫌?」
「出来ればね。五百年前の異世界人も、学校のことは言っていた。私はここを、そのような世界に出来たらいいと思っている」

 意外に真面目な反応に真佳は少しきょとんとした。そういうふうにこの世界を見ている人がいるなんて思わなかった。いや、現実過ごしている人がいる以上、この世界をよりよくしようと模索している人間がいて何の不思議も無いのだが。

「好きなように好きなものを学び、決まった将来でなく各々自由に好きな未来を歩んでほしい。そういう子どもに溢れた世界というものに、私は憧れているんだよ」

 最後は照れ隠しみたいな、茶目っ気を含んだ言い方をしてウインク――の残骸のようなことをした。照れるんならやらなきゃいいのに……。思いながら、香茶で舌先を潤した。
 こっそりと手のひらで爪を立てる。ちりっとした痛みが走って、ほらやっぱりこれは夢じゃないんだと思ったが、どうしても帰属意識は心に湧いては来なかった。そもそも元の世界においても、帰属意識なんてものを胸に抱いた覚えがない。別の世界を見ている。どうしても。ずっと。

「君はどうだろう」

 控えめに、躊躇いながらフレデリクス・デ・マッキ枢機卿が口にした。

「そういう世界にいられて、今、君は幸せだろうか」
「――」

 その答えを、真佳は今、持っていない。


コッペリアの返答


 家路(家と言っていいのかは微妙だが)をとぼとぼと辿りながら、あの後の枢機卿の顔を思い出している。少し困ったように微笑して、「そういうものなのかもしれないね」と口にした。……何故だろう。困ったように、と述べはしたが、真佳は自分自身それに納得していない。それは同時に、例えば、どこか微笑ましげでもあった、みたいな。

(あの人はよく分からない……)

 ということに気が付いてから首を捻った。枢機卿としての顔と、祖父に似た残照のようなその顔と、若者の率直な受け答えに微笑した老いた男の顔、どれが本当の枢機卿なのだろうと、ほとんど潜在意識的に考えた。
 陽光はまだ高く、下る素振りも見せないままに真佳の頭頂を焼いている。

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