青き空咲くゼラニウム




三周年記念連載。うちの看板っ子たる秋風真佳、姫風さくら、神谷有希、海本千恵美の出会い編。傾向は多分ほのぼの友情。




1‖
それはさながら花嵐のように
2‖
晴天の如し笑みを迎えて
3‖
鮮明な稲妻の光に息を呑んだ
4‖
心に淀む雨空を吹き飛ばした君へ
5‖
あの日現れた棚引く紫雲

*‖あとがき
[執筆期間2008/03/27〜2008/04/02]
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登場人物紹介(クリックで開閉)

:秋風真佳(あきかぜ まなか):
天真爛漫、楽観主義者。好奇心が旺盛で、怖いもの知らず。人の感情を敏感に感じ取り、それ相応の対応をすることを心がけている。直感が鋭く、周囲の人間にいつの間にかそれを頼りにされていたりする。幼馴染が霊能力者だったという影響で、幽霊嫌いになってしまった。
:姫風さくら(ひめかぜ さくら):
才色兼備で冷静沈着。男女問わず高い支持を受けることが多い。それは整った顔立ちだけでなくクールビューティと謳われる彼女の性格からでもあるのだろう。嘘を吐くときは大抵突飛なことを言うが、本人は完璧な嘘だと信じて疑わない。真佳の祖母が経営しているマンションに自宅がある。
:神谷有希(かみや ゆき):
あっさりとしていて飾り気がなく男勝り、且つ好奇心が旺盛で考えるよりまず行動という性格。家事全般はお手の物だが、普段が大雑把だからかよく人からは意外だと驚かれたりする。お洒落や化粧には全く興味が無いらしい。図書委員。
:海本千恵美(うみもと ちえみ):
少し抜けている有希と幼馴染だったからか用意周到。義祖父が合気道の道場師範だったため、幼い頃から合気道を始め礼儀に関しても厳しく教え込まれた。合気道以外のスポーツなどが大の苦手だが、有希曰くマネージャーをやらせれば右に出るものはいないらしい。


 

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